文化遺産と自然が多く残るミディピレネー地方にあります。
アヴェロン県の特色はまずその雄大な自然にあります。
県を東西に横切る3つの大峡谷(ロット川、アヴェロン川、タルン川)があり、ここでしか見られない大自然が集まっています。
県北部のオーブラック大地とカルラデス高原、中央部レヴェズーの山と湖、
南部ではラルザックに見られる石灰質の大高原も主な見どころです。
またコンクの修道院をはじめとするユネスコの世界遺産に登録された街や建造物、
中世のテンプル・ヨハネ騎士団の城塞都市やヴィルフランシュドルエルグ等に見られるバスティード建築、
サンチャゴ・デ・コンポステーラ巡礼街道の主要な道もローマ時代の風情を色濃く残して現在に至ります。
文化・芸術面でもロデーズにある、ピエール・スラージュ美術館や
日本でも著名な昆虫記の筆者ファーブルの生家サンレオン村にある
昆虫の館、ミクロポリスを筆頭に多くの博物/美術館を訪れることができます。
フランスの名所であるフランスの最も美しい村について
「フランスの最も美しい村」協会をご存知でしょうか。
毎年フランス国内での審査を通り、
美観を保存していくなどの目的で認定を受けた「美しい村」
がフランス国内に150件前後あります。
その美しい村が最も多く点在するのもここアヴェロン県で、
旅先でふと立ち寄った村の美しさに目を奪われる事でしょう。